見落とされがちな審査基準

おまとめローンの申し込みで、不利になるものとは何でしょうか?返済能力のなさ、ブラック情報、あるいは年収の低さでしょうか?確かにどれも審査に引っかかる要素ですし、これらに問題があればおまとめローン通りやすい審査でも通ることはまず不可能でしょう。誰であっても問題のある相手にお金を貸そうとは思わないのと同じように、金融会社も信頼性が低い、返済してくれるか定かでない相手にお金を貸すことはしません。しかし、審査にとおらない理由がそこまで重大な理由ではない場合もあります。

わりとよく見落とされがちなのが、勤務年数や居住年数です。勤務年数は、どれだけ長くその職場で働いているかを測ります。長ければ長いほど信頼性は高まるので、できるだけひとつ所に留まれて、安定した収入を得られるような仕事についている人ほど有利になります。そのため、公務員やサラリーマンなどは評価が高く、職場が変わりやすい派遣社員やアルバイト、移動はほとんどないものの収入が安定しない自営業者などは評価が下がりがちなので注意が必要です。
居住年数も勤務年数と同様に、長いほど評価が上がります。また賃貸よりも持ち家に住んでいた方が、引越しする可能性が格段に低くなるため評価が高くなります。
キャッシングやカードローンの場合は6カ月以上が最低ラインですが、おまとめローンの場合は1年以上同じところに留まっていることが求められるので、申し込むタイミングにも気をつける必要があるでしょう。
また携帯電話しか持っていない方は固定電話を設置しましょう。主な電話番号は携帯の番号でもいいのですが、その他の連絡先に固定電話があると評価が上がります。

借金をまとめるということで借入金額に注目しがちですが、審査では借入件数がどれだけあるかという部分が大きく影響します。借入件数がどれだけ多くてもひとつにまとめられると考えている方は少なくありませんが、実際にまとめられる件数の上限は4社と設定している金融会社がほとんどです。それ以上になると、問題ありとみなされてしまい、審査の目も厳しくなります。借入件数が5社を超えると、審査にはほぼとおらないでしょう。

おまとめローンを利用する金融会社がどのタイプか、そして自分がどこから借金をしているかもしっかり確認しましょう。おまとめローンは銀行以外にも消費者金融が提供しています。銀行のおまとめローンは、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング枠、消費者金融の借り入れをまとめることができますが、消費者金融は銀行カードローンをまとめることができません。銀行でおまとめローンを断られたときに、次の候補として消費者金融に相談するかもしれませんが、まとめようとしている借金が銀行カードローンであると融資を断られてしまいます。多いケースではありませんが、切羽詰っていると変なミスを犯しやすくなるので、冷静に対処することが大切です。